
WHO AM I

氏 名/ 清田 勝
年 齢/ 27歳
出 身/ 大阪府
趣 味/ サッカー 読書
アウトドア全般
キャンプ 酒
料理 自転車
出身校/ 関西大学商学部
好きな人/ 中田 英寿 須藤元気
ロバート・ハリス
バナナマン 武井壮
イチロー チェゲバラ
白石康次郎 伊能忠敬
はじめまして。清田勝(きよたまさる)です。
僕は、小学校4年生から大学卒業までひたすらサッカーに関わってきた人生でした。
大学時代は強豪校に入学するも、部員も多く試合出場には程遠い存在で、公式戦に出場する事は一度もありませんでした。
そして大学も卒業し東京の会社に入社し都会にもまれるはずでした。しかし入社して数ヶ月、「本当にこのままでいいのか?」と疑問に思う毎日が続きました。
出勤はいつも満員電車。
見渡す限り時間に追われた人たち。
休みの為に働くような毎日。
自分が思い描く未来はこんなだったのか。
東京での生活は、僕の目にはそう映ってしまいました。かといって自分になにか出来る事があるのか、となると特に思い当たる節もなく、ただ仕事に行く毎日。
そして、旅を始めるきっかけと出会いました。
それは、会社企画の「富士登山」。幼いころから自然が好きだったこともあり参加することにしました。そこで見た星空と朝日は今でも忘れられません。そんな時にふっと思ったのが、「自分は日本の事を全然しらないな。」という気持ち。その気持ちが当時の自分の原動力になり、旅を始めるきっかけになりました。そして、そんな日本の景色を自分の目でみたいと思い、自転車で日本を旅する事を決意しました。
とはいえ、
「退職すると再就職が厳しい」
「大学生の間にやっておけばよかった」
「せっかく入社した会社なので、2~3年は働くべき」
「そもそも自転車で旅なんかできるのか」
「旅を終えてどうするんだ」
などなど、退職するまではその事が頭からはなれませんでしたが、結果、
「何事も経験してみないと分からない」
「もし明日が人生最後の日だったらどうするのか」
と自分に言い聞かせて、入社9カ月で退職する事になりました。
自転車の旅は決して全てが楽しいわけではありませんでした。
自転車トラブル、
毎日のテント生活、
雨、風、雪、坂、猛暑、嵐の中の移動、
楽しいことよりも辛いことの方が大半の275日間の旅になりました。
しかし、それ以上の気づきや発見、そして出会いを与えてくれた自転車の旅。
正直、想像以上の経験をする事が出来ました。人が生きていく上で大切なのは、感謝の気持ち、学ぼうとする意欲、やりたい事をやる行動力といった目に見えないものだという事を、旅から学びました。
そして、自分の住む世界の事を知るために足を運んで自分の目で見る必要があると考え、世界中を旅する事にしました。