3400mの街。
- masaru
- 2015年12月28日
- 読了時間: 3分
ペルーのリマからバスで長距離移動。
こんな道の先にほんまに街なんかあるんか?

と半信半疑で眠りについたんやけど、、
朝目が覚めても外の景色は大して変わってない。
一応、地図上では移動してるから近ずいてるんやろうけど。
そんなことより、、、
頭いてぇ〜〜
これが高山病ってやつやな。
今までなったことなかったから、正直あんまり気にしてなかったんやけど、がっつり体調不良。
できるだけ安静に座って眺めを見てたら、、、

一つ丘を越えたらこの街並みが僕の目の前に姿を現しました。
あるのはわかってたけど、やっぱり実際目の当たりにすると想像をはるかに越えてきた。
標高は約3400m。
富士山の山頂よりも少し低い標高のところにこれだけの都市が広がってるってのは、、、
まずはじめに理解が追いつかへん。
だって、歩いてるだけで息切れするんやで。
しかも頭痛いし。
まぁここの人たちは、ここで生まれて育ってるからなんてことないんやろうけど、、、
旅で出会うこういった経験が、自分の価値観とか感覚を広げていくんやろな。

もちろん山の中にある街やからほとんど坂道。
こんな道を車も登ってくるから驚き。
5分も登れば街を一望できるんやけど、屋根の色、街の色が統一されてて美しい。

ほんで、ここはマチュピチュの玄関口になる場所やから、登山グッズのショップがずらり。
マチュピチュまで2泊3日でトレッキングする人もいるみたい。
僕は今回途中までバスで行って、残り徒歩のルートにしました。

常識が壊れる。
価値観が広がる。
人の幅が広がる。
そんなことは、
知らんことを知る。
出来なかったことをやってみる。
事やと思うねん。
こうやって旅をしてると、もちろん毎日が変化の連続で、見る光景も違って、出会う人も違う。
数日だけ滞在して、また次の場所に移動する。
まぁなんてストレスのかかることなんやろ笑
でも、人を変えるのは周りの環境が重きを置いてると思うんよね。
小さい頃、
三輪車のって、
コマ付き自転車のって、
普通の自転車になって、
ちょっとおっきくなったら、
バイクとか車のって、
その一つ一つの変化はすごい大きかったはず。
自分の家の周りしか知らなかった頃、
自転車の乗り方覚えて、自分で走ってみて友達の家までいったり、
バスで隣町まで、
電車で都会へ、
車で行きたいとこに行って、
船に乗って島に行って、
飛行機乗って違う国に、
自分の家の周りしか知らん方頃に比べたら、ありえないぐらい環境が変わってる。
移動の道中とか目的地について、自分の知らんかった事に触れる。
そこで、出来ること出来ないことに直面して、自分の幅とか器とか知るんやと思うねん。
でもその幅とか器なんていくらでも、でかくできると思ってると、自然とそんな壁は結構後ろにあったりする。
世界一周するんなら英語話せなあかんやろ!
と思ってゼロから英語の勉強したけど、結局今いてるとこはスペイン語圏。
英語の勉強が意味なかったわけではないけど、なくても良かったんちゃうか?って思ったりもする笑
でも自然と、スペイン語の勉強を会話の中でしてたりするんよね。
取り留めもない話やったけど、知らない世界に連れてこられると、いろんなこと考えてまうねんな。笑

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