歩くってこと。
- masaru
- 2016年3月23日
- 読了時間: 3分
歩くってことは、、、
電車、
バス、
飛行機、
自転車、
他のものに頼らず、人が自分の力だけで進める手段やと思うねん。

旅出る前から、なんとなく気になってた歩く旅。
この前ブラジルであった人にも影響受けて、今実際に歩いてるわけ。
地図も手に入らず、
シンボルの貝殻も手に入らず、
巡礼手帳と10㎏ちょっとのバックパックだけもって、
ポルトガルのリスボンから歩き始めたんよね。

街中に隠れてる黄色い矢印をひたすら追っかけて、北へ北へ。

僕の行く先はこの黄色い矢印のみ。
なんと、曖昧かつ冒険心をそそる旅のスタイル。笑
歩き始めた頃、
「誰か落書きしたり、消してたらどうすんねん!」
って思ってたけど、
ありがたいことに今の所大きな間違いなく歩けてるんよね。

よくわからんけど、ここに住む人たちが保ち続けてくれてるんやろうな。
感謝感謝。
出発3日間は大半が雨。
青空が見えてる間にカメラを出して写真撮って、
雨雲が近づいてきたらカメラかたずけてカッパ被って、
そんな感じで歩いててん。

やっぱり晴れてるときは気分が良くて、
雨が降ったらちょっとへこんで、

でも、やっぱり止まない雨はない!って思って歩いたら青空が見えてきて、

それと同時に、晴れ続ける晴れもなくて、また雨雲がやってきて、

そんなことの繰り返し。

そんな中、話しかけてくれる地元の人に癒されて、元気に歩けてます。

ほんで、やっぱりやってくる足の痛み。
初めから覚悟してたけど、普段やらんことやると体には異常が発生するもの。
ただ歩くだけやのに。
自分の弱さと甘さにぶち当たる毎日やわ。

ほんで、歩いててわかったこと。
自分が1日で歩ける距離は、今自分が見えてる空の向こう側に行くことはできへんってこと。
だいたい、朝一見た空の端っこまでもいけてないんちゃうかな。
距離にしたら40㎞ってとこかね。

それと、もう一つ。
道は繋がってるってこと。
車とか、バイクの方がよっぽど早く移動できるけど、歩きでしか通れない道ってのが、いつまでも続いてる。

そんなことはわかった気がする。
ほんで、毎日やってくる朝と昼と夕方と夜。
3月末のポルトガルはまだ少し寒くて、太陽が頭の上にきたぐらいから半袖で歩ける気温になるんよね。
雨降って宿も見つけれんくて、雨の中バス停で寝てるときに、近所の人がホットティ持ってきてくれた時は、喜びと情けなさがこみ上げてきた。

もちろん、一人で歩けてるわけじゃないけど、自分の判断ミスが原因で人に迷惑かけたんじゃないかなって思ってもうた。
ちゃんと宿があるとこで歩き終わってたら、、、
天候考えて歩くペース考えたら、、、
そんな時の優しさに触れて、自分も人に優しくなろって心から思える。

まだ、出発して5日やけどいろんな意味でいい旅ができてます。
あと2週間ぐらい歩いたらサンティアゴまでいけるかな。

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