考えてもしゃーない。
- masaru
- 2016年5月2日
- 読了時間: 3分
モロッコに滞在して1週間。
マラケシュ
↓
ワルサザード
↓
アイトベン・ハッドゥ
↓
ティネリール
までやってきたんやけど、、、
ええ感じに暑い。

日中は35℃以上
朝晩は長袖長ズボンじゃないと寒いんよね。
夜は星も綺麗で、
夕日も朝日も素晴らしいく綺麗。
バスでの長距離移動の景色もすごいシンプル。
真っ青な空と、赤土の大地に道路一本。

各国にある大きな都市も、もちろん魅力的やけど、
どうしても、僕はこんなシンプルは景色が好きになってしまった。
素敵なレストランで美味しいご飯食べるよりも、
ほとんど人がいない大自然で、パンでもかじってる方が幸せを感じてしまうんよね。
ワルサザードから30キロぐらい離れたところに、「アイトベン・ハッドゥ」っていう世界遺産がある。
ただややこしいのが、そこまでの行き方。
・バスと乗合タクシー
・タクシーチャーター
バスとタクシーが安上がりでいいんやけど、タクシーは人数集まらんと出発せえへんし、人集まらんかったら1台の料金で何倍かになっちゃうみたい。
タクシーチャーターなんてもっと高くつくし、、、
考えた結果。
「チャリンコ借りれんじゃね?」
ってことで、いろんな人に助けてもらいながら、チャリのレンタル屋と交渉して、
1泊2日を1200円ぐらいでゲット!

久しぶりにチャリダーになったわけで。
結構テンション上がってたんやけど、、、
チャリダーの心を忘れてた僕に、
「楽しいだけじゃない!」
と自転車に教えてもらいました。
とにかくケツが痛いねん。
完全に忘れてた笑
でも、 目の前に広がる世界は壮大かつシンプルで30キロの自転車移動もあっという間に終わってもうた。

それにしてもケツ痛かったな、、、
同じ場所に行くのにも、
何かに乗って、誰かに連れて行ってもらうのと、
自分の力でいくのとでは、
なんでかわからんけど、感じ方がずいぶん変わる。
同じもの見てるんやけど、不思議やね。

人にはそれだけ、感情の変化が簡単に起きるし起こせるってことなんやろか。
実に興味深い。
翌日、ワルサザードまで自転車で2時間。
そっから、トドラ渓谷へ。
移動の1日になるけど、景色がこんなやったら疲れる暇もなさそう。

荒野の中に時たま現れる「緑」
これがオアシスっちゅうやつやな。

前になんかで読んだんやけど、
「人類が生まれた来た理由は、砂漠を緑に変える為。」
って書いてた。
それで、今回サハラ砂漠を見たくなった。
「ラクダのってイェーイ!」
「夕日綺麗ーー!」
「星空サイコー!」
「砂漠登るのたいへーん!」
だけじゃなくて、いろんなことを知りたくて、ここまでやってきたわけ。
サハラ砂漠までもうちょっと。
トドラ渓谷に到着。


モロッコに来てから、人が住む場所よりもそうじゃないとこの方が多いんやなって改めて思うんよね。
ネットとかテレビで「植林」を砂漠でやってるのを見たりするけど、
オアシスを見てたら、
砂漠で植物が育つとこと、人が育てないと育たない場所があるみたい。

人間の生活レベルがあがりだして、始まった地球温暖化。
人間も自然の一部って捉えたら、それすらも自然なことなんかも知らんけど、
壊したものは治す行為も自然なことなんかもしらん。
ちょっと考えると答えのないことばっかり。
僕のちっこい頭やとなかなか追いつきませんね笑

ほんで、逆にもし地球から砂漠がなくなったらどうなるんか?
そんなことも考えてまう。
「緑がある方がいい。」
ってのも常識になってるけど、常識と思ってることに疑問をもってまう厄介な性格。
これに関しては、日本帰って本読んで勉強しないと。
ネットじゃこんなこと調べれへんからな。

頭の中で考えてもしゃーないから、とりあえずそこに足を運ぶ。
ほんで自分の目で見て、話聞いて、体感してきます。
人生初の砂漠。
僕に何を学べせてくれるのやら。
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