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トレッキングやる人って、、、

トレッキングやってて、いっぱい出会いがあってん。

どうしても書きたかったから書いとくで!

6日間のアンナプルナトレッキングでたくさんのハイカーに出会ったんよね。

なんで、トレッキングやる人ってこうやねん?って思う。

僕が山登りじゃなくて、トレッキングってのもに興味が出だしたのは、ある人との出会い。

ブラジルで出会ったこの兄ちゃん。

僕のブログとかFBにはちょくちょく出てくる、髭もじゃのちょっと年上のこの人。

(詳細はこの記事よんでね)↓

http://smile-with.wix.com/life-is-travel#!仲間%E3%80%82/cmbz/56e0c8720cf28271c603174c

ポルトガル〜スペインの巡礼が僕の初めてのトレッキング。

その辺から、ハイカーの魅力になんとなく取り憑かれだしたんよね。

そもそも、僕が自然が好きな理由は、、、

絶景が見たい、

チャレンジがしたい、

静かな場所が好き、

ってのもあるんやけど、一番の理由は、、、

そこで出会う人との関係。やと思ってる。

多分、この人たちも都会で暮らしてる時間の方が多いんやろうけど、、、

自然を、トレッキングを愛してる人との出会いは都会の人混みの中での出会いよりも密で濃厚な気がする。

僕は10人の飲み会よりも、

1000人の音楽フェスよりも、

2〜3人での飲みとか、

ギター一本で数人で聞く音楽とか、

そんな空間が好きやねん。

なんか少人数の方がその人との関係を深めれる気がするから。

自然はそれを手助けしてくれる。

街中で出会ってたら話さなかった人でも、自然の中では自然と声をかけてしまうんよね。

大勢いる中でのその人は、「大勢の中の一人」

少人数の中でのその人は、「目の前の一人」

になる。

「広く浅く」と「狭く深く」

の違いに似てる気がする。

人との出会いは広くても狭くてもいいから「深く」ありたいんよな。

僕らのガイドでもないのに、年齢が近いからか、やたらと絡んでみんなの笑顔を生み出してくれた人がいたり。

今日山で道迷ってすげー大変やってん。って辛そうな笑顔で話しかけてくれる友達ができたり。

山小屋で景色のいい場所で、たまに訪れる雲の切れ目からのピークを眺めながら絵を描いてる、逞しくも飛び抜けて暖かい笑顔を振りまいてくれる女性がいたり。

名前も出身も知らんし、何か話したわけでもないカップルも、同じ景色を同じ場所で眺めて、同じ宿で一緒に食事しただけで、不思議な一体感が生まれて別れがつらくなったりする。

一緒に登ってくれたジュンペイはその中でも特別。好奇心と探求心を優しさで包んだような年下の彼。心が綺麗で誰とでも仲良くできる良さも持ってて、見習いたくなる誰でも受け入れれる広い心を持ってる。

各々の時間を過ごして、

他人に干渉しすぎずに、汚れひとつない土足で丁寧に、心の中に踏み込んできてくれる。

言葉が話せる話せない、

宗教が違う、

性別が違う、

そんな事みじんも気にしてないような、まっすぐな瞳で人と接してくれる。

2日目の宿で一緒立った中国人のグループ。一日早くアンナプルナBCに着いて降りてきた時に再会できた。

人によっては面倒なイメージを持ってしまうお国の人かも知らん。でも彼らはその国のいいところだけを持って僕たちと接してくれた。

おっきな声も疲れたトレッキング後には、元気をもらえたり、

周りを気にしない国民性は、引っ込み思案な僕を引き込んでくれるきっかけにしてくれた。

そして、ハイカーのほとんどがやってる事。

それは、日記をつける事。

宿に着いたら、ベットに荷物を置いて、まず初めに汚れた味のあるノートをそれぞれ持ってやってくる。

みんな何を書いてるんやろとか思いながら、僕もその日の日記を描く。

ある人は笑顔で、

ある人は難しい顔で、

ある人は例えようのない表情で、

その日の工程、

その日の出来事、

その日の出会い、

そんなものがみんなのノートには山ほど綴られてるんやろな。

僕も旅の間はいつも日記を付けるようにしてるんやけど、これからは何気ない毎日でも日記をつけようと思う。

綺麗な服をきてるわけでもなく、

ボロボロのバックパックを背負って、

木の枝をポール代わりにして、

歩き疲れてるはずやのに、とびきりの笑顔で人と接してくれる。

自分もそんな人になりたいなって心からそう思う。

こんな自然で、その人らしさが溢れてる出会いの連続。これを知ってしまったらトレッキングはなかなか辞めれへん気がする。

今日もいい日だ!


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