※写真全然関係ないで〜
６月１８日の深夜にインドのデリーに着いたんよね。
何するでもないんやけど、とにかくインドはすごい興味あった国。
ネパールの山登ってる時に、
「インドどうやってまわろかな〜」
なんて思ってて、
とりあえず次がミャンマーの予定やったから、デリーに入って、バラナシ→コルカタ→陸路でミャンマー入り。
こんなルートを考えてたんよ。
ほんで、トレッキング一緒に歩いてたジュンペイもインド行くって言ってたから、どっかで会えるかもな〜とか思っててん。
ほんで、下山中あるおっちゃんの一言が僕らのインド旅に大きく影響与える事なってん。
彼の名は、ジョン。
オーストラリア住まいの中国人。
彼もまたこれからインドに行くんやて。
「どうやってまわるんですか〜〜？」
なんて気楽に聞いたのが全てのはじまり。
「車でインド回るよ！」
と一言。
「車？」
そんな発想なかった。
大概、広いインドを旅するには、バス・電車・飛行機が使われるんやけど、、、
車
僕たちが持ち合わせてへんかった旅の仕方。
しかもそれをインドで。
「二人やったら安くつくんちゃうん？」
なんて気楽な考えからインドのレンタカー事情を調べたら、、、
激安。
最低価格が１時間１００円以内。
１０日でも２万円弱。
「これはありかもしらん、、、」
そんな期待で、僕とジュンペイはインドの車旅を計画し出したんよ。
「インド 車事情」で検索したら、、、
まず記事が上がってこうへん、、、
上がってきても、
・車は基本チャーター
・事故数が年間約３０万件
・逆走の車は当たり前
・教習所の実技がまっすぐ走れたら合格
・インドの安全基準に失格した車がある
・自力で運転なんて自殺行為
まぁこんな素敵なワードしかでてこうへん。
そんな検索結果に落胆してたんやけど、とりあえず行ってみていけそうなら行ってみよ！
ってことで、彼は空路で一足先にデリーへ。
僕は同じ日に３０時間のバスで移動。
結局途中土砂崩れで夜５時間ストップ。
ってことで２人なんとかデリーで再会。
一足先にデリーについてた彼が下調べしてくれてた。
・レンタカー屋、はドライバー付きでチャーターするしかない。
・道路状況見る限り言うほど危なくなさそう。
・ネットで予約したらセルフドライブでレンタルできる。
・１０日で２万で借りれそう。
宿のスタッフも「今までそんな人いなかった。」
とかいってたけど、、、
誰もやってないからこそ、興味深くもあるんよね。笑
ほんで、結局車旅を実行することに。
僕らは楽しい車旅に心を躍らせてわけ。
音楽かけて、
田舎走って、
好きな時に好きな場所行って、
ネットで調べた中で保険もついて一番安いレンタカーを予約して、翌日空港で車の受け渡しをすることにしたんよ。
翌日１２時受け取りやったから、ちょっと早めに行って空港で待つことに。
空港ででっかい荷物持ってウロウロしてるやつなんて、タクシーのいい獲物。
「レンタカーオフィス行きたいだけ！」
っていっても、
「うちのレンタカー乗っていけ」とか、
なぜかホテル紹介されたり、
インドの洗礼を受けてもうた。
ほんで、肝心な受け渡し場所がはっきりしてない。ネットで調べたけど、「ニューデリー空港」って書いてるだけ。
空港内にレンタカー屋があるやろうからそこで聞けばいっか。
でも、、、
「フライトチケットない人は入場料かかる。それにカバンは持ち込み禁止。」
仕方なくカバン預けて空港入ってん、、、
レンタカーオフィスが並ぶエリアいっても、僕らが予約した「Holidaycars」はどこにもない、、、
まぁまだ１２時前やから、到着出口にレンタカー屋が来てくれると予想して、コーヒー飲みながらゆったり待ってたんよ。
「車今日乗れへんかったらどうする？笑」
みたいな笑い話しながら待ってたんやけど、、、
１２時・・・・こうへん
１２時半・・・こうへん
１時・・・こうへん
インドタイム・・・２・３時間の遅れは当たり前。
念のためオフィスに連絡・・・電話繋がらず。
外・・・雨
気分・・・今から車で移動する気になれへん。
空港からホテルに移動。
メール受信・・・車が用意できへんかったから自動キャンセル
メール届いた時間・・・１３時。
受け取り予定時間・・・１２時。
さすがインド。
他のサイトで再予約・・・電話番号記入でエラー表示。
ホテルの電話でオフィスへ連絡・・・インド英語全くわからん。
どうやら SIMカードで電話番号とらなあかんらしい。
ここまできたら、こっちもひけへん。
携帯ショップ歩いて行って、パスポート宿に忘れる。
取りに帰る。
なんとか電話番号入手。
宿帰って電話番号記入・・・またエラー。
オフィスに連絡・・・インド英語わからん。
どうやらもう一回空港に行くべき。
もう日沈んでる・・・二人とも脱力。
八方塞がりとはこのこと。
今日はやろうとしたことなんもできんかった一日。
車一つ借りるのには大きすぎる代償を払ってもうた。
酒でも飲んで忘れたかったけど、どこにも売ってないし、、、
ことごとくことが運ばへん。
そや！ここインドやったんや。
そりゃ思い通りいかへんわけや！
もう車諦めて時間短縮のために、飛行機でコルカタまで行きます。