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ごめん。これだけ。

変なタイトルなったけど、読みたい人だけ読んでほしい。

ほんで、最後まで読みきってほしいです。

多分長くなるし、、、

今まで約9ヶ月。

出発前ビビりながら関西空港から韓国に向かったのがもう随分前の気がするんよね。

ほんで、韓国。

すぐ隣の国やのに、青年は軍隊にいく。

家族の距離感が日本と全く違った。

言葉なんて全く通じてないのに、一人でチヂミ食ってたら、「一緒に食べよ!」っていってくれたおばちゃん達に心細さを取り払ってもらえてん。

カナダで、欧米の文化にあたふたしてた到着初日。バッパーの居心地が悪くて、一人海沿い歩いてたら、プロポーズの仕掛け人をやってた人と一緒にプロポーズ見守ってん。

すごい幸せな気持ちにさせてもらった。

ほんで、もちろんオーロラも綺麗やった。

そこでも、一生付き合っていきたい人と出会わせてくれた。

オーロラが繋げてくれた。

彼とはこれから面白いことがいっぱいできそう!

ありがとう。

こうやって、色んな国で色んな経験と出会いを与えてくれたんよね。

世界が知りたいこととは裏腹に、

知るべきことを与えてくれてるんよね。

ほんで、出会うべくして人と出会わせてくれる。

旅の始まり、

見たことない自然と、北米・中米・南米で見たことない文化にふれて、

自分の心の皮がべろべろめくれていく感じがしたんよな。

そんな南米の旅が僕を成長させてもらえてん。

いつまでたってもちっぽけやけど、出る前の僕はもっとちっぽけやったなって思う。

5年後の僕はまた、今の自分に「まだまだやぞ!」って言ってるんやろけどな。

まだちっぽけや。

ほんなことを教えて貰った。

ほんで、そんな間で、皆んなと同じような旅のスタイルに疑問を持ち出して、

「いっちょ歩いてみるか!」

って思って、ポルトガルから600㎞ひたすら北に北に歩いて、スペインまで行けた。

自分の可能性と、大国の田舎の景色が目の前に常に広がって、知らないことの多さに気づかしてもらった。

そっから、バルセロナのサッカー。

世界で一番やられてるスポーツ。

「サッカーは子供を大人にし、大人を紳士にし、紳士を子供に返す。」

って言われてる。

その中心地で、「サッカーで世界はかわるかも?」

そんな希望を抱かせてくれた。

希望もって次の国にいったのに、、、

目の前は草すらまともに育たへん砂漠地帯。

動物も見えへん。

でも、そこに住む人がいる。

そんな人は、自然の変化に敏感やった。

そうやねん、このへんから自然と人の関係を考えてまうようになったんよな。

そっから、「花の都」パリにいったからそのギャップがすごかったのは今でも覚えてる。

ヨーロッパをちょっと急ぎ足でトルコまで。

最近テロ多いからネパールまで飛ぶか!

って時に、

パリ〜エジプト行きの飛行機がロスト。

「テロ」って報道されてた。

それに立て続き、

イスタンブールでの銃乱射。

これも「テロ」

ほんで、いよいよバングラディッシュでJICAの日本人が殺される。

これも「テロ」って報じられたんよな。

そんな時、僕はネパールの山を歩いてたかな。

大好きな相棒と一緒に。

自然は何もせずにそこおるだけやのに、最強やった。

標高4000m

そんな場所に立ってるのに、まだまだ頭上に広がるアンナプルナの山々。

ただただ見とれてたな。

気がつけば時計の針は2周ぐらいしてたかな。

そっからインドに入るころ。

僕の信頼する友達たちが、何やらネット上で何かを訴えようとしてたんよね。

それは「7月10日の選挙」やった。

今まで関心なかった日本の政治にも、関心を持たざるをえない状況になってるのを知ったんよね。

その人の名前は「三宅洋平」

多分この夏ネット上で一番名前が広まった人じゃないかな。

テレビ・雑誌ではほとんど名前が乗らんかったみたいやけど。

そんなころ、ガンジス川のほとりでインド人が協力して馬鹿でかい荷物を運んでた。

人と人が助け合ってた。

運び方が合理的かは置いといて、

「これ重いけど、10人いたらいけるやろ!」

みたいなノリで気温43度の中、助け合ってた。

その辺から、人も動物も魚も植物も、、、

地球上で共存してる生命の一つやなっておもえるようになってん。

だから、

動物にも乗りたくなくなったし、

虫も殺したくなくなった、

ご飯も今まで以上に残したくなくなった、

今やってる自分の行動は大丈夫?

自分の考えは?

そんな疑問を敏感に持つようになった。

こうやって振り返ったら、旅の初めに思い描いてた旅のゴールとはまったく違うエンディングを迎えそう。

今一番関心があるのは、「人の幸せ。」

そんなエンディングしらんころに、いろんな人に協力してもらってやってる、

「Smile with project」

ボンフィンってお守りを配って旅をする。って旅のスタイルがリンクした。

なんか導かれてたみたいに。

「幸せ」

ってなんや?

旅の前から思ってた答えがあるんやけど、

「その人が幸せを感じてる時、笑ってる時」

ってのは今も変わってないな。

でも、今世界ではその「幸せ」を奪おうとしてるものがある。

「戦争」「テロ」

今まで他人事で考えてたことが、

日本の歴史の一つやったことが、

足音を立てて近づいてきてる気がする。

ほんで、調べれば調べるほど、「テロ」がでっち上げやったり、

「戦争」がビジネスになってたり、

そんなものが幸せに暮らしたい人の命を奪ってる。

人がそれをやってる。

でも、それをやりたい人は僕の周りで見たことない。

どんなに偉そうな人でも、人殺して儲けたいなんて人見たことない。

誰なんや?それ?

誰も知らん。

日本で言えば、沖縄の米軍基地。

平穏で豊かな暮らしを願う人が、それに座り込んで抗議する。

そこに来る警察、土建屋が人数をかけて強引に突破しようとする。

平和的解決を望む市民には法的に攻めて、排除していく。

でも、その警察、土建屋も沖縄の人。

やりたいはずない。

でも、やるしかない見えない圧力があるんやろな。

そうせんかったら自分の生活ができない。

もっと言えば命が危険にさらされる。

そのバックにはアメリカ軍、目に見えてないもっと大きいものがあるんかもしらん。

アメリカ軍の人が悪いんじゃない。

アメリカが悪いんじゃない。

だって、

女の子で、黒人のアメリカ軍の人と結婚して子供を宿してる友達がいる。

でも一方では、力で押さえつけられようとしてる関係もある。

だから、アメリカ人が嫌いなんじゃない。

もし、それいってもうたらポルトガルで一緒に歩いたアメリカ人の彼の関係はどうなんねん?

シアトルで高らかと歌い上げる路上ミュージシャンとはもう会えへんのか?

僕はもっかいミックの歌い越えを聞きたいぞ!

そんな今日、午前中沖縄高江問題の動画を見て、涙が止まらんかった。

https://www.youtube.com/watch?v=raJ8vTr8r4c

(興味あったら見て)

どうしようもない感情で宿のバルコニーいったら、同部屋のマイケルが「どうしたん?」

って話しかけてくれた。

しかもアメリカ人や。

午前中の話をしたら、

「その動画、英語のページある?」

「三宅洋平ってどんな人?」

「俺もそれ見ないといけない。」

って寄り添ってくれた。

もうようわからんくなってくるわな。

僕は人が好きや。

苦手な人はいるかも知らんけど、嫌いな人はおらへん。

意見が合わへんかも知らんけど、嫌いな人はおらへん。

世界中の人が仲良くならへんかな?

なんか小学生みたいな疑問が頭をよぎる、、、

ぼくが出会えた人とは、

国、

宗教、

性別、

肌の色、

生活スタイル、

何もかも違うのに仲良くなれた。

お互い言葉も通じなくて、中には名前もわからへんのに、その場に笑顔が生まれてたのは忘れもせえへん。

「日本人がサンバ踊れんのかよ?」

って挑発してきたブラジル人の奴らとも、サッカーを通じて心を通わすことができた。

帽子のタグも取らずに街中ふらふらしてる奴とも、ボンフィンを通じて笑顔が生まれた。

ほとんど話してないけど、一緒に8000mの山を眺めるだけで綺麗な白い歯を見せてくれたカップル。

パルテノン神殿を背に、ギターをかき鳴らしてくれた友達もできた。この時間はほんまに贅沢な時間やった。

僕もアカペラで日本の曲歌ったし。

「音楽は世界をつなぐ」この言葉の意味を体全身で味わえた瞬間やったな。

ほんで、もちろんそこに笑顔が添えられる。

そんな中でも、特別笑顔を振りまいてくれたのが、「子供たち」

なんで世界中どこでも、子供はかわいいんやろな?

無邪気やから?

ちっちゃいから?

ニコニコしてるから?

どれもそうやと思うけど、、、

多分、大人と言われる人がその心を忘れてしまったからやと思う。

人間は表情がある。

その表情は子供達に学ぶべきやなって思う。

無邪気で、

好奇心旺盛で、

諦めることを知らない、

自分もそうあれてるかな?って問いただすことがよくあった。

一緒にいるだけで笑顔を振りまいて、自分もいつの間にか笑顔にさせてくれる。

だから、大人は笑顔の子供達に惹かれて、心を洗ってもらってるんかも。

もう一度、自分の生活の中で出来るだけ、

「人としてどう生きたいか」

「人としてどう生きていくべきか」

ってのを考え直すきっかけにさせてもらえた。

ただただ、心の叫びを綴った内容になったけど、吐き出す場所が今のとこがここしかなかったから、乱れ打ちでキーを叩いてました。

とりとめもない内容になったけど、最期までありがとうございます。


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