子供達に遊んでもらったって話。
- masaru kiyota
- 2016年10月19日
- 読了時間: 4分
時は約1年前にさかのぼる。
僕が、バンクーバーについたばっかりで、カフェでたまたま隣に座ったジェントルマンと一緒に、旅の行程を考えている頃。
たしか、、、Facebookの「知り合いかも」のところに出てきた、高校のサッカー部の先輩。吉井さん。
1年間しか一緒にサッカーしてなかったけど、練習終わりリフティングのトリッキーな技見せてもらってたのが印象的で、1年以上の時間を過ごしてたような先輩。
「リフティングでこんなに人を魅了できるんや!」
って衝撃が走ったのは今でも覚えてる。
その頃はまだ「フリースタイルフットボール」って概念があんまりなかったから、技も自分で考えてやってみたり、、、まぁそんなかんじやったんよね。
それはさておき!
カナダにいるころ、「サッカースクールの代表をやってる」との事を聞いて、直感で「帰国したら遊びに行っていいですか。」
って言ってる自分がいたんよね。
言ったからには、何としてでも行かなあかん。
ほんで、昨日言ってきたんよ。
連絡したのは1年前。
直接会ったのは僕が16歳。
10年前やん!
そんな吉井さんと子供達の過ごした長居公園での2時間のお話。

公園にいって吉井さんと10年ぶりの再会を果たして、お互いに簡単な近況報告してから、、、
マ「どんな気持ちでサッカー指導してるんですか?」
どストレートな質問ぶつけてみた。
ヨ「サッカーの指導を通して、まわりに流されずに、自分で自分の事を決めれる人になってほしい。」
マ「指導するって言っても、子供達に学ぶ事の方が多いっすよね?」
ヨ「そんなんめちゃめちゃいっぱいあるよ!」
って目輝かせて答えてくれた。
1年前僕が直感で言った「遊びに行きます!」は間違ってなかったな!
ナイスあの頃の自分!
一緒に練習参加して、久々にしっかりボール蹴ったけど、、、やっぱりサッカー好きやな!
って思えた。
頭使って、
仲間と話して、
あーだこーだいって、
答えのない答えを作り出す、
フィールドの中をどこに動いて何をしてもいい自由の中で、「最適であろう」と思われる事を、瞬間瞬間で判断していく。
、、、僕これめっちゃ苦手笑
でも子供たちがそうやって、必死に頭使って話して動いて、を目の前で見せてもらって、一緒にやってると楽しくて仕方なかった。
練習終わってから、ストレッチしながらおしゃべり。

「サッカーで一番辛かった事はなんですか?」
「今まで何試合してきましたか?」
「体幹トレーニングは大切ですか?」
「なでしこジャパンになるにはどうやって練習すればいいですか?」
みんなサッカーに興味津々。。。
やけど、僕そんなサッカー上手くないし。。。
プロサッカー選手に質問するようなこと聞いてくれてるけど、、、答えれへん部分もあるぞ笑
でも、それでいいと思う。
したらあかん質問なんてないと思うし、その純粋さは大人が子供に見習わないといけないことやと思う。
疲れ切って愚痴ってストレスマックスの大人ばっかりやったら、子供も「大人になるのいややなぁ〜」ってなってまうと思うねん。そうなったら将来の希望は不安に取り込まれてしまう気がする。
輝いてる大人を見て、子供が早く大人になりたいって思えたら、将来の不安は希望が包み込んでくれると思うねん。
「子供に夢を託す」
僕はこのスタイルじゃない。
「自分も夢を見続ける」
ほんでそれをできる限りやりきる。次のアメリカ縦断もその一つ。
やりたい事をやれてない大人が、「やりたい事やったほうがいいよ!」なんて自信持って子供に言えへんやん。

サッカーの話から、旅でのサッカーの話になったり、旅の話になったりでただのおしゃべりおじさんみたいなってもうてたけど、、、笑
キラキラ目を輝かせてくれてる子供もいた。
そうじゃない子もいた。
でもそれでいいねん!
みんなが同じ事に興味沸くほうがおかしいと思うし。
それが個性やし!
ちゃんと話聞けよ!なんて微塵も思わへん。
つまんなかったら、そこにいる必要もないと思うねんな。極論。
でも、子供達は聞いてくれた。ほんまありがとう。
ほんで、話も一通り終わってそろそろ帰ろっかーってなってから、
吉井さんが僕のフォトブックの話を軽くしてくれたんよね。
その中の一人が、お母さんに頼んで僕の本買ってくれてん。
それ買うお金あったら、ほかにも好きなもの買えたと思うねんな。それでも、僕の本にお金を払ってくれた。
誤字脱字はあると思うし、
写真もプロのようには取れてないけど、
僕が旅で得たものをしっかり時間をかけて作ったのには変わりないんよね。
お金払ってくれたお母さんありがとうございます。
まわりに感謝しまくってた2時間やったな。
また忘れられない素敵な1日ができたぜ!
ありがとう吉井さん!

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